家具を動かしたあとに見つかる傷は、床の線傷、壁の角欠け、ドアのへこみなど場所も形もさまざまです。まずは荷物を片づけ切る前に、どこで何が当たったかを写真に残します。

お客様
引っ越し中に床を引きずってしまいました。ワックスを塗れば消えますか?
傷の深さや床材によってはワックスで隠れず、かえって色差が出ることがあります。先に状態を確認してください。
担当者
床は線傷、へこみ、表面剥がれを分けます
光に当てたときだけ見える浅い傷と、下地が見えるえぐれでは作業が違います。踏んだときに沈む場合は、下地の確認も必要です。

壁とドアは角から傷が広がりやすい
壁紙の破れ、石こうボードの欠け、ドア表面シートの剥がれを分けて見ます。浮いた部分を引っ張ったり切ったりせず、そのまま写真を撮ります。


撮影しておきたい内容
- 部屋全体と搬入経路
- 傷の位置と数
- 定規を添えたアップ
- 当たった家具や荷物
賃貸は施工前に管理会社へ連絡
退去日が近くても、借主側で補修してよいとは限りません。指定業者の有無、見積書や施工写真が必要かを先に確認します。


お客様
小さな傷が何か所かあります。全部まとめて直せますか?
素材と工法が合えば同日に施工できる場合があります。写真で場所と数を伝えると、作業範囲を整理しやすくなります。
担当者
急いでいるときほど、市販の補修材を重ねる前に相談してください。色や硬さが合わない材料は、除去作業が必要になることがあります。