床と壁の境にある巾木、出入口の段差を納める框は、掃除機や家具が当たりやすい部材です。傷は小さくても、目線の近い玄関や廊下では意外と目につきます。

お客様
巾木の角が少し欠けました。一本すべて交換になりますか?
周囲がしっかり固定され、欠けが一部分なら、形を作って色を合わせる補修ができる場合があります。
担当者
まず、部材が動かないかを見ます
押すと浮く、ぐらつく、床際に水染みがある場合は、傷だけでなく固定や下地の確認が必要です。濡れたままの部材へ表面補修をしても長持ちしません。


木目・単色・金属で仕上げ方が異なります
欠けた部分を成形したあと、単色なら周囲の色と艶へ、木目なら線や濃淡まで見ながら合わせます。アルミなどの金属製框は、へこみの深さと形状も確認します。

相談前に確認したい点
- 巾木か框か、傷の場所
- 押したときの浮きやぐらつき
- 水濡れや黒ずみの有無
- 傷の大きさが分かる写真
長い部材でも、傷の範囲は一部分とは限りません
表面シートが広く浮いている、継ぎ目から傷みが続いている場合は、見えている欠けより補修範囲が広くなることがあります。


お客様
玄関框の表面が広く浮いています。欠けだけ埋めれば大丈夫ですか?
浮きが続いている部分は密着していないため、どこまで傷んでいるかを確かめてから施工範囲を決めます。
担当者
掃除の直後など濡れている状態では判断しにくいため、乾いた状態で全体と傷のアップを撮ると相談しやすくなります。